寝言と笑い声

 

 

寝言と笑い声について

寝言で話す内容は人によって様々で、自分でも訳の分からないことを話したり、笑い声でボソボソと何かを話したりと、人によって色々なタイプがあるのです。

 

寝言は基本的に夢で見た内容をそのまま口走ってしまうことが多いので、面白おかしな夢を見ていた場合、笑い声が出る可能性は十分にあります。

 

一緒に寝ているパートナーがいる場合、何か大きな病気にかかってしまったのではないかと心配されるかもしれませんが、本人には意識がありませんし、笑い声が出ていたとしても身体的に異常はないのです。

 

ただし、このような現象がいつまでも続く場合は生理的な寝言では片付けられず、「精神的なストレスを抱えている」「自律神経が乱れている」といった原因が考えられます。

 

どのような原因にしても、寝言を発する頻度が多いという方は眠りが浅いという特徴があり、睡眠障害を発症する場合もあるので、一度睡眠外来を訪れて症状を診てもらった方が良いかもしれません。

 

睡眠外来では専門医からの問診があるので、そこで「寝ている最中の笑い声が酷い」「大声で怒鳴るような寝言を発してしまう」というように、自分の症状を隅々まで伝えます。

 

その結果、レム睡眠行動障害といった病気だと診断された場合は、専門的な治療を行っていくのです。

 

レム睡眠行動障害の約60%は原因不明の原発性のものであり、現在でも確かな原因は解明されていないものの、睡眠不足や日々のストレスが深く関係していることは間違いないでしょう。

 

一口にレム睡眠行動障害といっても、人によって症状の表れ方は異なり、ただ起き上がるだけでしたら心配ないものの、他人に危害を加える可能性は十分にあります。

 

笑い声を出すだけでしたら、パートナーの眠りを妨害するだけで済むものの、無意識に暴力を振るったり、大声でわめき散らすという行動は珍しくないので、専門科の医師に相談するべきです。

 

医師によって異なりますが、基本的にレム睡眠行動障害の治療は抗てんかん薬のクロナゼパムが使用され、服用してから1週間ほどで寝ている最中の寝言や異常行動が減っていきます。

 

軽い精神安定剤で、緊張や不安を取り除くという働きも期待できる薬なので、過度のストレスで寝言が引き起こされている方にも効果が高いものの、副作用には注意しなければなりません。

 

クロナゼパムを飲んだ次の日は頭がボーっとしたり、頭痛やめまいといった症状が引き起こされるので、服用の際はきちんと医師の指示を受けてください。


 

 

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