寝言と奇声

 

 

寝言と奇声について

寝言の発し方は人によって大きな違いが生じており、小声でボソボソと喋るだけの方がいれば、奇声を上げて叫び続けるという方もいらっしゃいます。

 

奇声を上げると隣で寝ているパートナーはビックリしてしまいますし、無意識のうちに引き起こされているとしても、迷惑だと感じるはずです。

 

基本的にボソボソと喋るだけの寝言は生理現象の一つで、正常な方でも引き起こされるという特徴がありますが、奇声を上げたり大声で叫ぶといった症状を伴う場合、睡眠障害の可能性が高くなります。

 

私たちはノンレム睡眠とレム睡眠の2つを一定のリズムで繰り返しており、交互に4回から5回程度繰り返すことで朝を迎えるのですが、ストレスなどによってこのリズムは損なわれると熟睡感を得られなくなり、睡眠障害の大きな原因となるのです。

 

もちろん、1日や2日で急に睡眠障害が引き起こされるということはないものの、不規則な生活を長期的に続けていることが原因で異常が生じ、奇声を伴った寝言が多くなります。

 

実際のところ、奇声を上げるような寝言を毎晩のように発している方は、レム睡眠行動障害なのではないかと考えられており、レム睡眠の時間帯に夢で見ている内容を現実世界でも行動してしまうのです。

 

ただ奇声を上げるだけでレム睡眠行動障害を疑うのはどうかと思われますが、生理的に引き起こされる寝言の範疇を超えていることは間違いないので、一度睡眠障害の治療を行えるクリニックで症状を診てもらった方が良いかもしれません。

 

また、小さな子供の場合、寝ながら奇声を上げたり大声で寝言を発する夜驚症と呼ばれる症状に悩まされることがあり、親御さんは心配されるかもしれませんが、思春期までの間に徐々に症状が改善されていきます。

 

思わぬ言葉を子供が発することもあるので、親御さんはビックリしてしまうかもしれませんが、優しく見守ることが一番なのです。

 

このように、子供の夜驚症は成長とともに治まっていくものの、大人になってから奇声を上げるような寝言が引き起こされている場合は、何かしらの原因があるので注意が必要だと説明できます。

 

上記でご説明したレム睡眠行動障害だけではなく、睡眠時無呼吸症候群が原因で寝言が酷くなっている可能性もあり、自分では判断し兼ねるので、専門医の診察を受けた方が良いでしょう。

 

また、専門医の指示に従って治療を行うだけではなく、ストレスを溜め込まないように普段の生活でリフレッシュするように心掛けてください。


 

 

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