寝言の種類

 

 

寝言の種類について

寝言には、全く問題のない生理的な寝言と、病的な寝言の2種類に分けることができます。

 

生理的に引き起こされる問題のない寝言は子供から若者の男性に多いという特徴があり、成長するとともに回数や長さは減っていきますし、他人に迷惑をかけるようなものではないので、特に治療の必要はないのです。

 

25歳を過ぎた辺りからほとんどなくなっていきますし、感情的な言葉ではないので、パートナーがこのような種類の寝言を発している場合は、優しく見守ってあげましょう。

 

隣で眠っているパートナーが奇想天外なことを言うと面白おかしくなり、起こして問いただしたくなるかもしれませんが、当人の眠りを阻害する結果となるので、無理矢理起こさない方が良いのです。

 

一方で、病的な寝言は様々な病気の症状の一環として寝言を発しており、その病気を治さなければ根本的な解決には至らないので、この種類の寝言には注意が必要となります。

 

生理的な寝言と病的な寝言を完璧に区別することはできないものの、インフルエンザといった高熱を伴う病気や、中高年の肥満男性に多い睡眠時無呼吸症候群を発症していると、寝言が引き起こされやすくなるのです。

 

特に、睡眠時無呼吸症候群の場合、うめき声やあえぎ声の寝言が多く、はっきりとした単語は聞き取れないという特徴があり、いびきや無呼吸といった症状を伴います。

 

睡眠時無呼吸症候群を軽視している方は多くいらっしゃいますが、睡眠中に喉の柔らかい部分が内側に引きこまれ、気道が狭くなって心不全や脳卒中の大きな原因となるので、CPAP(シーパップ)を利用した治療を行った方が良いかもしれません。

 

CPAP(シーパップ)は「Continuous Positive Airway Pressure」の略で、鼻に装着したマスクから喉に空気を送り込むことにより、気道に圧力を掛けて無呼吸を防いでくれるのです。

 

他にも、過度のストレスが加わったことで発症する心的外傷後ストレス障害も寝言の大きな原因だと考えられており、生理的な寝言とは大きく異なり、うなされているような発言が多くなります。

 

心的外傷後ストレス障害が原因で寝言が酷くなっているのならば、精神科を受診してカウンセリングや薬物療法できちんと治療した方が良いでしょう。

 

このように寝言は大きく2種類に分けられますが、病的な寝言に悩まされているのならば、何かしらの対処を行って治療を行うようにしてください。


 

 

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