寝言とパーキンソン病

 

 

寝言とパーキンソン病について

「パーキンソン病を患っている方は寝言を発しやすい」「寝言が激しい方はパーキンソン病になりやすい」と言われておりますが、これが事実なのか疑問を感じている方はいらっしゃるはずです。

 

そもそも、パーキンソン病とは40代から50代にかけてゆっくりと発症する原因不明の神経変性疾患のことを指しております。

 

約1,000人に一人の割合でかかる病気なので珍しいと言えますが、日本では10万人以上の患者さんがいらっしゃいますし、今後どんどん増えていくだろうと仮定されているので軽視できない病気となりました。

 

パーキンソン病の原因は未だに解明されていないものの、脳内の神経物質であるドーパミンの減少によるものだと考えられており、手足や身体全体が震えたり、歩行が遅くなって歩幅が短くなるといった症状が挙げられます。

 

この病気を患っている患者さん全てが寝言を発するようになるわけではないものの、脳の神経物質の減少によるものなので、睡眠中に何かしらの弊害が引き起こされる可能性は十分にあるのです。

 

遺伝によって引き起こされることのある病気ですし、老化も大きな原因の一つなので、パーキンソン病を完全に防ぐことはできないものの、急に寝言を発するようになったという高齢者の方は注意した方が良いかもしれません。

 

特に、効果的な予防法が確立されているわけではないのですが、日々の運動が簡単に行えます。

 

とは言え、軽いウォーキング程度では身体の調子を整えることができたとしても、パーキンソン病の予防としては効果が薄く、ジョギングやランニング、水泳やエアロビクスといった中度から強度の運動が予防に繋がるようです。

 

高齢者の方はこのような運動を毎日続けるのは大変かもしれませんが、無理をしない程度に身体を動かすことは大事なので、空いた時間に行うのが良いでしょう。

 

重度の場合、自力で生活ができなくなるパーキンソン病ですが、医師の指示に従って対処していれば、症状の進行を少しでも食い止めることはできるはずです。

 

ただの寝言ならば生理現象の可能性が高いので、それほど気にする必要はないかもしれませんが、あまりにも激しくなった場合はこの病気や睡眠障害を疑った方が良いと言えます。

 

睡眠障害は過度のストレスによって引き起こされることもあり、現代人にとって無視できない病気の一つとなりました。

 

ストレスを上手く発散できていないという方は多いので、十分に注意してください。


 

 

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