寝言とパニック障害

 

 

寝言とパニック障害について

パニック障害とは、急に胸がドキドキして、締め付けられるような症状に陥ることを指し、個人によっては強い不安感に襲われたり、このまま死ぬのではないかという考えに至ったりします。

 

日本で認知され始めたのは最近のことなのですが、決して珍しいという病気ではなく、寝言ではっきりとした言葉を話すという方は注意が必要です。

 

もちろん、寝言を発しているという方全てが、パニック障害の可能性があるというわけではありません。

 

しかし、ムニャムニャという寝言ではなく、相手が聞こえるような寝言を毎日のように発する場合、レム睡眠行動障害と呼ばれるパニック障害の一種にかかっていることがあります。

 

人は誰でもレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返しており、レム睡眠中は副交感神経から交感神経へと自律神経の切り替わりが起こり、脳は不安や恐れを感じた状態と同じようになるので、覚醒時の情報と混ざり攻撃的な悪夢を見たり、寝言が増えたりするのです。

 

もし、レム睡眠行動障害を患っていると、本人の命の危険に関わるということはありませんが、一緒に寝ている人に暴力を振るうことがあります。

 

本人は特に意識していないのにも関わらず、勝手に身体が動いてしまうため、思いもよらぬ行動に移ってしまうというわけです。

 

パニック障害にしろ、レム睡眠行動障害にしろ、慢性化することもあるものの、適切な治療を心掛けていれば、比較的治りやすい病気の一つなので、そこまで心配する必要はありません。

 

パニック障害の治療の専門は、基本的に精神科や心療内科となっており、「動悸や心拍数が増加する」「発汗する」「息切れ感を感じる」「めまいやふらつきを覚える」「感覚麻痺が引き起こされる」「身震いや震えが生じる」といった症状に幾つか当てはまると、この病気だと診断されます。

 

もちろん、このような症状を1回経験しただけではパニック障害だとは言えませんし、寝言は誰でも発するものなので、一度誰かに指摘されたくらいでは、特に対策を打つ必要はないというわけです。

 

しかし、寝ている最中に怒鳴るような寝言を発したり、他人に暴力を振るうという場合は、レム睡眠行動障害の可能性が非常に高いため、専門医の診察を受けてみた方が良いでしょう。

 

基本的に、パニック障害の治療には、薬物療法や段階的曝露療法、リラクゼーション法が行われておりますが、薬に頼るだけではなく、自宅で食生活を改善するといったケアも重要です。

 

どちらにしても、自己判断では対処できないかもしれないので、病院え出向いてアドバイスを受けてください。


 

 

「寝言と精神病」に関するページ