寝言と夢遊病

 

 

寝言と夢遊病について

私たちが何気なく行っている睡眠の中で、大脳がしっかりと休んでいるノンレム睡眠があり、この状態の時に寝言を発することは少なくなっております。

 

基本的に眠りの浅いレム睡眠の時に夢を見やすいですし、寝言も発しやすいのですが、口や声帯の自由がきくノンレム睡眠で寝言を発する方は、夢遊病と同レベルの症状なので注意が必要です。

 

夢遊病という言葉を一度は聞いたことがあるかもしれませんが、これは睡眠中に人間が引き起こす異常行動の一つで、身体は眠っているのにも関わらず身体は起き上がります。

 

夢遊病の患者さんは同時に寝言をブツブツということがあり、人によって症状は多種多様ですが、フラフラと家の中を歩き回ったり、中には眠りながら食事をするという方もいらっしゃるのです。

 

個人差が生じる部分なので何とも言えませんが、眠りについてから1時間〜3時間辺りのノンレム睡眠時に夢遊病は引き起こされやすく、30分程度症状が持続します。

 

寝言だけではなく、夢遊病の症状まで引き起こされると多くの方はビックリしてしまうかもしれません。

 

しかし、ノンレム睡眠時に寝言を発する方は、夢遊病の素質を持っていると考えられるので、直ぐにでも医師に相談して診てもらった方が良いです。

 

とは言え、夢遊病は寝言と同じように正常な症状の範囲内と考えられており、この睡眠障害を抑えるような薬はなく、ストレスを解消するのが一番だと言われております。

 

基本的に夢遊病の症状は、小さな子供に引き起こされることが多いのですが、これは脳が未発達のために生じる症状なので、脳が成長を終えた時に自然と症状が表れなくなるのです。

 

そのため、子供が寝ている最中に異常行動をしたからといって特に大きな問題があるわけではないので、怪我をしないように子供を見守るだけで十分だと言えるでしょう。

 

ただし、大人になってから夢遊病の症状が表れた場合、寝言と同じように過度のストレスによって生じていることが多いので、普段の生活で溜め込まないように発散させなければならないのです。

 

どちらも命に関わるような症状ではないので、放置するという方が多いものの、何かトラブルが引き起こされることは十分にあり得ますし、ストレスを溜め込んで良いことは一つもありません。

 

ストレスを緩和できれば寝言も夢遊病を治るというわけではないものの、どちらも特効薬というものは存在しないので、日々の生活が重要となります。


 

 

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