寝言といびき

 

 

寝言といびきについて

寝言は本人が自覚することはほとんどなく、小声で短い寝言であればそこまで気にする必要はないものの、いびきをかいていると悪夢にうなされるという特徴があります。

 

寝言もいびきも生理的な現象の一つなのですが、場合によってはレム睡眠行動障害と呼ばれる睡眠障害の一つを発症している可能性があり、夢遊病を併発することがあるのです。

 

レム睡眠行動障害は中高年の男性に多いという特徴があり、見ている夢の状況に合わせて激しい寝言や実際に行動を起こすこともあります。

 

寝言の回数が多かったり、いびきをかくことが多い場合、ストレスを強く受けていることが多く、完全な治療方法は分かっていないものの、精神的なストレスを解消することが症状の改善に繋がるのです。

 

このようなレム睡眠時の異常行動は、疲れやストレスが溜まっていなくても引き起こされる場合は十分にありますが、熟睡している状態では生じにくいので、まずはゆっくりとリフレッシュするというケアが大事だと言えるでしょう。

 

また、肥満傾向の方が引き起こしやすい睡眠時無呼吸症候群を合併すると、寝言といびきが激しくなり、身体が動く症状を呈します。

 

そもそも、いびきは睡眠中に喉が塞がれることで呼吸が止まり、空気が喉の中の壁とぶつかった際に生じる音のことを指し、太っている人は上気道が脂肪で狭くなっているため、いびきをかきやすいのです。

 

睡眠時無呼吸症候群を発症すると睡眠を妨げられるため、寝言を発する回数も増えます。

 

大した症状ではないと鷹を括っている方はいらっしゃいますが、熟眠感が得られずに日中の事故に繋がるというケースは十分にあり得ますし、心血管系へ負荷が加わって心不全や脳卒中といった命に関わる病気を併発することもあるのです。

 

寝言やいびきをかいているだけで、睡眠時無呼吸症候群を疑う必要はないものの、重症状態となると1時間に30回以上も無呼吸となり、寝言のような発声が一晩中繰り返されるので、正常な状態ではないと直ぐに分かります。

 

睡眠時無呼吸症候群の治療は、内科的な処置や歯科装具を利用したものがあり、患者さんに合った方法を長期的に行うことでだんだんと改善されていくでしょう。

 

どの治療方法で治すとしても、自分では判断できないので、まずは専門医の診断を受けるべきです。

 

治療を効果的に行うためにも、食生活の乱れや睡眠不足の解消といった生活習慣の改善も重要で、睡眠時無呼吸症候群が治ればいびきや寝言の頻度も減っていきます。


 

 

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