寝言の危険性

 

 

寝言の危険性について

生理的に引き起こされている寝言であれば、誰でも一度は経験したことがあるはずですし、正常な人間の行動だと説明できますが、危険性の高い寝言は存在します。

 

他のページでも詳しく説明したのですが、病気が原因となって寝言を発することもあり、何かの病気に掛かっているということを知らせてくれるサインだと捉えられるのです。

 

幼児は脳が未発達のため、寝言を発することがあるものの、おねしょと一緒で膀胱に尿が溜まったという刺激が脳に伝わっているのに、それを感知する能力がないためお漏らしをするというように、自然と寝言を発してしまいます。

 

自分の子供が訳の分からないことを寝言で話しているということで、不安になる親御さんはいらっしゃいますが、脳が成長するとともに自然消滅していくので、危険性は全くないのです。

 

とは言え、大人になってから激しい寝言を発するという場合、そこには病気が潜んでいるかもしれないので、危険性が高いと言えるでしょう。

 

特に、メタボリック症候群で悩まされている方に多い睡眠時無呼吸症候群は、いびきだけではなく寝言を発することも多くなります。

 

寝言を発しているだけで睡眠時無呼吸症候群を疑うのはどうかと思われますが、睡眠中に無呼吸を伴う場合はこの病気が考えられますし、心不全や脳梗塞といった重大な病気のリスクがあるので危険性が高いというわけです。

 

自分の呼吸が眠っている最中に止まっているかどうかは確認できませんが、一緒に寝ている人に指摘されたのならば、睡眠時無呼吸症候群を治すために睡眠外来を受診した方が良いかもしれません。

 

また、寝言を発している人が隣にいる場合、その人に話しかけるのは危険性が高いと言われております。

 

「寝言を話している=現実世界とは別の世界に行っている」という迷信があり、寝言を発している最中に無理に話しかけることで、現実世界に帰ってこられないという言い伝えがあるのです。

 

もちろん、寝ている時に黄泉の国などに魂が行くはずはないので、単なる迷信の一つなのですが、寝ている人の脳にダメージを与えてしまうとも言われております。

 

実際に、脳の言語中枢に何かしらの危険性があるのか疑問ですが、寝言に返答することで寝ている人が目覚めてしまい、睡眠不足となって体調が悪化することは十分にあり得るのです。

 

あまりにも、奇想天外なことを寝言で話していると、その人を起こしたくなる気持ちは十分に分かりますが、眠りを阻害しないためにもそっとしてあげてください。


 

 

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