寝言と脳腫瘍

 

 

寝言と脳腫瘍について

寝言と脳腫瘍には特に関係性がないと感じるかもしれませんが、決してそんなことはありません。

 

「寝言が止まらない」「大きな声で寝言を発してしまう」「一晩中寝言を言っている」という方は生理的な症状というよりも、レム睡眠行動障害と呼ばれる睡眠障害の一つを患っている可能性があります。

 

レム睡眠行動障害は、眠りが浅いレム睡眠時に夢の内容と合わせて寝言を発したり身体が動いてしまう症状で、脳幹部の脳腫瘍や動きが遅くなったり身体のバランスが悪くなるパーキンソン病が原因で生じるのです。

 

約半数は基礎疾患を持たず、未だに完全に原因が特定されていない謎の病気ですが、この症状を患うことによって寝言が激しくなるという特徴があります。

 

自然治癒することはほとんどありませんし、症状が悪化すると周りの人に暴力を振るいだすというケースもあるので、専門医の指示の下で治療を行っていかなければならないのです。

 

また、脳腫瘍が原因でレム睡眠行動障害を発症しているのであれば、その根本的な原因を取り除かなければならないと言えるでしょう。

 

脳腫瘍は進行性の病気であり、悪性の腫瘍に侵されているのならば未治療のままですと、命を落とす危険性もあるので、直ぐにでも対処しなければならないのです。

 

どのような症状が引き起こされるのか人によって異なりますが、頭痛や嘔吐といった一連の症状が進行しているのであれば、病院で精密検査を受ける必要があります。

 

脳腫瘍と聞くと非常に難しい治療や手術を想像するかもしれませんが、早期発見できればそこまで治すのが難しいという病気ではないのです。

 

しかし、症状を放置したことにより、良性腫瘍でも手遅れになるケースはありますし、治療に成功したとしても後遺症として残る可能性は十分にあります。

 

寝言が少し酷くなったからといって、脳腫瘍ができているのではないかと疑う必要はないものの、起床時の頭痛や頻繁に引き起こされる吐き気やめまいといった前兆を見逃さず、早期に発見して治療を施すことが大事です。

 

そうすれば命に関わるような病気ではなくなりますし、寝言の症状も徐々に良くなるかもしれません。

 

以上のように、脳腫瘍によって寝言が悪化するケースはあるものの、一般的には普段の生活で加わるストレスが大きな要因だと考えられております。

 

ストレスを溜め込みすぎると、うつ病といった治りにくい精神病に悩まされることもあるので、リフレッシュして適度に発散するようにしてください。


 

 

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