寝言と痙攣

 

 

寝言と痙攣について

睡眠中に寝言と同時に痙攣のような症状に悩まされるという方がいらっしゃいますが、これはジャーキングと呼ばれる症状の可能性があります。

 

ジャーキングは入眠時に不随意の筋肉の痙攣が発生するような症状を指し、寝ているにも関わらず急に身体がビクビクッっと動くのです。

 

必ずしも寝言を発するとは限らないものの、身体が動くと同時に寝言を言っても決しておかしな現象ではなく、本人には自覚がないという点でも一緒だと言えるでしょう。

 

ジャーキングが引き起こされる原因ははっきりと解明されていないものの、眠りに付く際に筋肉の弛緩を、脳と脊髄が間違って神経伝達したからだと考えられております。

 

また、眠いのを我慢して起きている時や、身体的に疲れている時に引き起こされやすいとも言われているので、もしかしたらストレスが睡眠中の痙攣の発生に大きく関わっているのかもしれません。

 

また、寝言と一緒に痙攣が引き起こされている場合、脳の病気の総称であるてんかんの可能性もあり、突然意識を失うこともあります。

 

起きている状態でてんかんを起こすというイメージがあるかもしれませんが、実は睡眠中にてんかんの発作が生じることもあり、発作が起きている時に本人は眠っているため、症状の発見が遅れて治療を始めるのが遅くなってしまうのです。

 

てんかんを患っているという方は、日本人の1%程度だと予測されており、かなりの数に及ぶので無視できない病気だと説明できます。

 

睡眠中のてんかんに関しても、寝言を発することはないかもしれませんが、痙攣を含め夜間歩行といった夢遊病のような症状や、睡眠障害の一つであるレム睡眠行動障害を発症することもあるのです。

 

レム睡眠行動障害は、大声をあげる寝言といった症状を伴うことがあるので、てんかんと寝言には関係性があるということがお分かり頂けるでしょう。

 

てんかんの発作を抑えるためには、不規則な生活習慣の改善が必要不可欠で、質の高い睡眠を取るように心掛けたり、食生活の乱れを見直すといった試みが重要となります。

 

質の高い睡眠を心掛け、熟睡できるようになれば自然と寝言の回数も減っていきますし、睡眠中に痙攣が引き起こされることも少なくなるはずです。

 

一度しかこのような症状に悩まされていないのであれば、そこまで心配する必要はないものの、定期的に痙攣のような症状が睡眠中に引き起こされる場合は、何かしらの異常があると説明できるので、医師の診察を受けてみてください。


 

 

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